エンブレムもDIYできる
メーカーによって作られているエンブレムは完成度が高くなかなか手を出すのは難しい領域でもあります。しかし、愛車となり色々と手を加えたカスタム仕様ならば自分で改良を加えた自負心も出てくるために改良できるところは改良したいと考えるのも常なのです。
そのため、人によってはエンブレム部分も自作したモノに入れ替える猛者も存在しています。難易度は何気に高く塗装技術や木工加工技術など様々なモノが求められるので一筋縄ではいきませんが、成功すればオリジナルの1台を手に入れたのと同義となるでしょう。長年乗った愛車だからこそ、たどり着く境地でもあるのがオリジナルエンブレムのDIYなのです。
作成方法その1:素材や工具を揃える
自作エンブレムの素材は何にするのか、どのように取り付けるのかをある程度イメージして素材や工具を集める必要があります。実際にDIYをしている人はベニヤとヒノキの工作材を用いてエンブレムを作成していました。同じようにベニヤとヒノキを使うのならカッター以外にも木工用ののこぎりがあるといいでしょう。
また、作成するエンブレムのサイズによっても用意する工作材のサイズが変わってくるので、そちらも簡単に計測してから用意するようにしてください。
作成方法その2:デザインを考える
基本的にやることは元々エンブレムが取り付けられていた位置にはめるように取り付けることです。そのためどの程度のエンブレムが取り付けらていたのかをきちんと測定して、そこに問題なく収められるサイズでエンブレムを考える必要があります。これは機種やメーカー事に異なる部分でもありますので、サイズ感を把握してから挑んだ方がいいでしょう。
そのサイズを正しく認識したら、漫画でも小説でも映画でも写真でもなんでもいいのでインスピレーションを受ける何かを発見してください。そこから自分で絵を簡単に描いて、サイズに収まるように書き直すのです。これが始まりとなります。
作成方法その3:カットして貼り付けて塗る
あとはカットして必要なパーツは貼り付けて、塗装するといった行程になります。これがなかなかに難易度が高く、木工で細かい形にカットするのは至難の業でしょう。その時はレーザー加工サービスなどに依頼してカットしてもらってください。
そうして用意したモノを補強したり貼り付けたりしながら、理想のペイントを施し完成に近づけていくのです。今ではYouTubeなどの動画投稿サイトでこういった作業を投稿している人がたくさんいるので、彼らの作業を見てコツをつかみながら作業をすると失敗する確率も減るでしょう。それでも上手くいかないときは何度かチャレンジして理想に近づけるしかありません。諦めないで挑み続けましょう。