純正モデルのカブを楽しむのももちろん良いですが、カスタムして自分色に染めたいという方もいらっしゃいます。今回はカスタム初心者がチャレンジしやすいパーツをご紹介します。
リアボックス
見た目がカッコ悪くなるからと付けない方もいるようですが、取り付けてみると案外しっくりきますし、その便利さに手放せないかもしれません。
初めて設置する方には「ホンダ純正品 ビジネスボックス」がおすすめです。質の高さと堅牢さに優れているのは純正品ならでは。容量約58リットル・許容積載量は10キログラムなので、ヘルメットを入れてもまだ余裕がある大きさです。ちょっとした荷物であればスムーズに入ります。シンプルでさほど目立たない色なので、存在感が強調されずしっくりくるのも嬉しい。
小さめのサイズが欲しい方には「NEWラゲージBOX SS(B-30)」が適しています。容量は32リットルでA4ファイルが収納可能。バイクの免許取りたての大学生はもちろん、ビジネスマンにもちょうど良いサイズのリアボックスです。
フロントバスケット
カブはフロントバスケットが似合うバイクだからこそ、取り付けたいものです。バイクにしっくり溶け込み、実用性も兼ね備えています。ホンダ純正のフロントバスケットはシンプルかつ、ホンダのロゴが付いているのが大きな魅力。荷物の飛び出しを防止するパーツが付いているので、段差を超えても荷物が飛びません。
ちなみにフロントバスケットを設置する際は、フロントキャリアの設置が不可欠。こちらも純正がおすすめです。純正品の嬉しいところは品質はもとより、取り付けが容易なこと。フロントバスケットは2,000円以内、フロントキャリアは2,500円以内で購入できるので、簡単なカスタムを求める方にぴったりのパーツです。
シートカスタム
シートカスタムをすることで、カブの雰囲気がガラッと変わるのはもちろん、座り心地や劣化しがちなシート裏の吸盤の取り替えにつながります。デザインの変更と実用的なカスタムをダブルで兼ね備えているので、ぜひ試してみてください。
純正のかっちりしたイメージからカッコ良いカブへ変身させたい方は「53シート」をチョイスしましょう。純正ではありませんが、ややかためでしっくりくる座り心地とカラーリングの豊富さが大きな特徴です。
タンデムを希望する方は、純正の「ピリオンシート」がおすすめ。2人乗りに必要なパッセンジャーシートで、付け外しも簡単。厚みのあるクッションなので安定した姿勢で運転できるのも高ポイントです。